NRS 公開声明 ·
今日は LARUS のリース。明日はあなたの事業が「違法」と呼ばれるかもしれない。
顧客があなたのネットワークを通じて IP アドレスを使う。それは日常の事業そのものです。この関係が一律に疑わしい「リース」とされるなら、影響を受けずにいられる事業者はいるのか。NRS はそう問いかけます。
AFRINIC の資源会員への重要な警告
顧客があなたを通じて IP アドレスを使っているなら、「リース」への批判は他人事ではありません。関わるのは、あなたのネットワーク、顧客、収益、そして事業の存続です。
NRS が問題にするのは取引の実態です。顧客が料金を払い、事業者がアドレスの利用を認め、契約関係が続く間はサービスも続く。この仕組みは、商業的にはリースやそれに近い利用権の提供と捉えられます。これを一律に否定すれば、一つの商品ではなく、インターネットサービスの成り立ちに踏み込むことになります。
リスク 1
顧客向け IP サービスが問題視される可能性があります。
リスク 2
更新や資源移転が疑義の対象になり得ます。
リスク 3
会員としての法定の権利が弱められるおそれがあります。
リスク 4
レジストリが動いたとき、一社で対応を迫られるかもしれません。
⚠ レジストリの問題は、実際の事業停止につながり得ます。自社が次の争点になる前に行動を。
争点はどう描かれたのか
NRS は、LARUS が述べていないとする主張を対象にした命令だと異議を唱えています。
原声明は、LARUS が自社の商品、リース契約、収益化の仕組み、事業活動について、モーリシャス最高裁判所の承認や許可を得たと主張したことはない、としています。
暫定命令は、対象資源のリースや商業化について裁判所が承認したかのような虚偽の表示を禁じ、その承認を示唆する公表物の撤去・無効化・撤回等を求めています。この命令自体は、リースの適法性、IP の所有権、Cloud Innovation の登録上・会員としての地位を終局的に判断するものではありません。
NRS は、存在しないと考える主張をめぐって訴訟上の説明が組み立てられている、と批判しました。本当に問うべきなのは、AFRINIC が顧客による通常の下流利用まで疑わしいものとして扱おうとしているのか、という点です。

テーマ写真:赤い砂岩の崖で、リスクの境界を表現。撮影:Lu Heng。
それは、すでにあなたの事業です
接続、クラウド、ホスティング、通信、IXP、データセンター。いずれも顧客にアドレスを使ってもらう仕事です。
「自社はリースをしていない」と言うだけでは切り離せません。顧客が自社を通じてアドレスを使う限り、その取引関係はこの議論の範囲に入ります。
顧客に何を提供しているのかを見てください。
月額料金と引き換えに、動的・固定 IP、VPS やパブリッククラウドの IP、法人向け /29、データセンターの追加 IP、下流への割り当て、サブアロケーション、ピアリング LAN のアドレス、接続に付随するアドレスを提供する。これは番号資源を継続して使う権利の提供です。割り当て、委譲、セットサービス、リースと呼び方が違っても、顧客が事業者を通じてアドレスを使うという共通の実態があります。
「リース」という呼び名でこの実態を攻撃できるなら、どの種類の事業者も無関係ではありません。NRS の問いは LARUS の一商品にとどまりません。ISP、クラウド、ホスティング、通信、データセンター、IXP の通常の業務に、登録を握る権限が圧力として使われるのか、という問題です。
インターネット接続
動的 IP、固定 IP オプション、法人回線、/29・/28 のアドレス範囲。
クラウドと VPS
インスタンス、サーバー、コンテナ、運用サービスに付与するパブリック IPv4。
データセンター
月額の追加 IP、マネージド接続、顧客向け IP パッケージ、ファイアウォール。
通信事業
法人回線、MPLS のインターネット出口、アクセス網、顧客向けアドレス設定。
LIR と下流 ISP
割り当て、サブアロケーション、PA アドレス空間、利用権の委譲、顧客ネットワーク。
IXP と相互接続
ピアリング LAN、参加者用アドレス、ルートサーバー、共有インフラ。

テーマ写真:孤立した半島は、登録の圧力に一社で向き合う状況を重ねています。撮影:Lu Heng。
アドレスなしに事業は成り立つか
顧客にアドレスを使ってもらえなければ、インターネットサービスは提供できません。
ISP の接続販売にも、クラウドのサーバー提供にも、ホスティングでのサイト公開にもアドレスが必要です。法人向け接続やデータセンターも同じです。最終顧客の全員が RIR と直接向き合う資源保有者になることを前提にすれば、現在のサービス体系は回りません。
AFRINIC が答えるべき問いはここにあります。
登録に対する権限を使い、自らの会員が運営するネットワークを脅し、凍結し、取り消し、正当性を否定し、あるいは破綻させることを容認するのか。通常の顧客利用が今日「疑わしいリース」と呼ばれるなら、明日は固定 IP、VPS、クラウド、データセンター、法人回線、割り当て、サブアロケーション、更新、移転、NIR へのアクセスにも同じ理屈が向けられ得ます。
これは距離を置けば済む組織内政治ではありません。顧客のアドレス利用から収益を得ているなら、議論は自社の事業の仕組みに及びます。
権限を相互に裏づける構図
正当性が争われている権威が、登録を圧力の道具にしてはなりません。
AFRINIC は当時、2025 年理事会選挙の当選者として Abdelaziz Hilali、Emmanuel Adewale Adedokun、Kaleem Ahmed Usmani、Kayemba Laurent Ntumba、Carla Sanderson、Fiona Asonga、Benjamin Mark Roberts、Ajao Adewole David の 8 人を公表しました。管財人は Gowtamsingh Dabee でした。
原声明は、管財人が選挙を実施し、理事会がその手続を根拠にし、管財人が今度は理事会の支持を根拠にする循環を批判しました。両者が AFRINIC の名で行動する一方、組織を代表する適法な権限は最終的に確認されたのか、と NRS は問いました。ここでは当時の問題提起として残しています。

テーマ写真:都市と川を通して、重要インフラへの影響を考えます。撮影:Lu Heng。
- 争われた選挙
- 管財人の職務範囲をめぐる混乱
- 理事会の権威への疑問
- 地域内への資源の固定
- 定款による会員権利の削減
- リースに反対する説明
個人として、公に答える責任
権威を行使するのは、具体的な人々です。
AFRINIC の名で声明が出されるなら、会員には誰がその立場を引き受けているのかを知る理由があります。NRS は管財人と理事会の各人に、自らが代表するとする会員のネットワークに登録権限を向けるつもりなのか、と問いかけました。

声明で取り上げた管財人
Gowtamsingh Dabee
管財人
公開職業プロフィール/GD RICHES
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声明が正当性を問う理事会
Abdelaziz Hilali
第 1 席/北アフリカ
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Emmanuel Adewale Adedokun
第 2 席/西アフリカ
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Kaleem Ahmed Usmani
第 3 席/インド洋地域
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Kayemba Laurent Ntumba
第 4 席/中央アフリカ
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Carla Sanderson
第 5 席/南部アフリカ
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Fiona Asonga
第 6 席/東アフリカ
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Benjamin Mark Roberts
第 7 席/地域外
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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声明が正当性を問う理事会
Ajao Adewole David
第 8 席/地域外
AFRINIC 2025 年選挙の公開写真
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質問 1
ISP、クラウド、通信、ホスティングの通常のアドレス利用を対象にする反リースの説明を、あなた自身は支持しますか。
質問 2
AFRINIC が登録に関する権限を使い、会員の稼働中のネットワークを脅かし、凍結し、正当性を否定し、破壊することを、あなた自身は容認しますか。
質問 3
声明の時点で、誰が適法に AFRINIC を代表していたのでしょうか。管財人ですか。正当性を問われる理事会ですか。それとも互いを根拠にする両者ですか。
組織名の陰に隠れることはできません。
NRS が答えを求めた相手は、抽象的な組織ではなく、管財人と名指しされた各理事です。通常のアドレス利用が登録権限の標的になり得るなら、ガバナンスを担う人々は自分の名で立場を示すべきだと主張しました。
原声明は、沈黙を「公の異議表明が確認できない」と記録しました。公報、反リースの説明、資源会員の法定権利を遠ざける動きへの公開の反対を、NRS は当時確認していないとしています。これは当時の記録であり、各人の現在の考えについて新たな認定をするものではありません。
質問の送付
原声明によれば、名指しされた人々に質問を送付済み。
当時の回答状況
原声明には、公開の回答はまだないと記されています。
更新方針
原ページは、届いた回答を公開するとしていました。
会員ができること
自社の事業が影響を受ける前に、本人へ直接問いかける。
過去の状況について:NRS は原声明で、質問を送ったものの回答を受け取っておらず、届き次第更新するとしていました。この記述は当時の記録であり、現在の回答数を示すものではありません。
まず、退出を難しくする
地域への固定は、AFRINIC 管理下の資源について退出の選択肢を狭めます。移転や退出ができなくなれば、権利の問題に結論が出る前に、会員の交渉力が弱まります。
次に、権利を取り除く
原声明は、ISPA が当時配布した草案について、資源会員と準会員を会社法上の会員から外して法定権利を認めず、特別決議を登録会員に限るものだと批判しました。対象は当時の草案です。ここでその施行を認定しているわけではありません。
そして、事業に圧力をかける
今日の標的が「LARUS のリース」なら、明日は VPS の追加 IP、法人向け固定 IP、データセンターの IP パッケージ、パブリッククラウド、更新、移転、顧客への割り当て、サブアロケーション、NIR へのアクセスかもしれません。顧客が自社を通じてアドレスを使う限り、この問題の外にはいません。
自分の番が来るまで待たないでください。
「自社の問題ではない」と黙っているなら、問題の範囲を見誤っているかもしれません。顧客の IP 利用に事業が依存する以上、安全な距離が最初からあるわけではありません。
深刻な登録紛争を一社で乗り切れる事業者は多くありません。争いの本案が審理される前に、顧客の信頼、移転、コンプライアンス対応、銀行取引、資金調達、販売が打撃を受ける可能性があります。アドレス変更や法律費用も負担になり得ます。
原声明は Cloud/LARUS を「最初の標的ではなく、最初に生き残った存在」と表現し、多くの会員には単独で争う資金、法務体制、時間がないと訴えました。ここでは当時の呼びかけとして扱い、歴史上の先行順位を新たに確定するものではありません。

テーマ写真:凍った湖の風景で、圧力にさらされるネットワークの脆さを表現。撮影:Lu Heng。
不安を行動につなげる
自社のネットワークが次の争点になる前に、NRS Shield を知ってください。
NRS Shield は、RIR に関わるガバナンス上・法的な支援を調整します。相談のために資源や会社を譲渡する必要はなく、独立した法律助言を置き換えるものでもありません。代理権の具体的な範囲は別途合意します。
サービスについて:
NRS Shield
相談先メール:
NRS-SHIELD@NRS.HELP
ネットワークの課題を NRS Shield に相談する
この端末でメールの下書きを作成し、内容を確認・修正してください。「相談メールを送信」を押すまで、入力した情報は NRS の相談サービスに送信されません。相談は POA の授与や法的手続への参加を意味しません。
資料と背景
警告の根拠となった資料を読む。
AFRINIC の 2026 年 5 月 15 日付声明:暫定命令についての同機関の公表内容。
NRS Shield:RIR に関するガバナンス・法務支援の調整。
NRS の投票記録確認通知:選挙の公正性と会員による確認を扱う過去の英語声明。
NRS の地域固定に関する警告:地域政策、退出の権利、会員の交渉力。
AFRINIC 2025 年選挙の公表当選者:8 人の公開肖像写真の出典。
GD RICHES の Gowtamsingh Dabee 紹介:管財人の公開職業プロフィールと写真の出典。
本ページは AFRINIC の資源会員とインターネット事業者に向けた NRS の公共的な声明であり、個別の法律助言ではありません。法的・規制上の対応を行う前に、独立した専門家の助言を受けてください。
