NRSについて
デジタル時代の主導権を、私たちの手に。
IPアドレスを使う企業が、その権利を取り戻し、インターネットの意思決定に参加できるようにする。NRSは、そのために自由で透明性が高く、コミュニティが主体となるIP市場を目指しています。

私たちの歩み
IPアドレスの向こう側にある、知られざる物語
インターネットが生まれたころ、 IPアドレスは無料で使える技術的な識別子にすぎませんでした。ネットワーク同士をつなぐためのもので、所有権や金銭的な価値を表すものではなかったのです。
インターネットが広がるにつれ、 地域や組織を越えてIPアドレスを効率よく管理・分配するため、番号資源を扱う機関が設けられました。
しかし、その後、 IPアドレスの管理権限は、少数の政策専門家やレジストリ幹部に集中するようになりました。「IPはコミュニティのもの」と言われても、実際に接続の可否を決めるのはその少数者です。その判断は、企業全体や一国にまで影響し得ます。
この状況を変えるために、NRSは生まれました。 世界のIPアドレス保有者が声を合わせ、公正な代表、真の所有権、そして開かれたインターネットガバナンスの未来を求めて行動する場です。
私たちの使命

IPアドレスの権利を守る
権限が集中した仕組みでは、政策の変更によって企業や国全体がIPアドレスを使えなくなる可能性があります。NRSは、こうした権限の行使に透明性と説明責任を求めます。

政策を、理解して使えるものに
複雑な規則や専門用語をわかりやすく説明し、企業が自らのIPに関する権利を理解して行動できるようにします。会員には、最新情報と必要な案内も届けます。

変化を先に捉える
RIRや国際的な機関の政策動向を継続して確認し、変更が会員に何を意味するのかを読み解きます。変化に不意を突かれるのではなく、備えて行動できるようにするためです。

登録の決定権を、ネットワークを運営する企業へ
IPアドレスを登録し管理する権利は、集権的な機関ではなく、実際にネットワークを運営する企業にあるべきだと考えます。真の所有権は、登録に関する権利を自ら握るところから始まります。
あわせて、次の課題にも取り組みます。
- 透明性の高い、開かれたIPアドレス市場をつくる
- ガバナンス機関の不要な費用と煩雑な手続きを減らす
- 会員の声を代表する候補者を支援する
- RIRの会費引き下げを求める
- 企業がIPアドレスの登録権を取り戻せるよう支援する
寄せられた声
NRSを支持する理由
過去のイベント参加者から寄せられた声
インターネットガバナンスについて多くを学びました。インターネットサービスプロバイダーとして私たちがどう関わっているかを、皆で見える形にまとめたことが特に印象に残っています。NRSにはこの前向きな活動を続けてほしいと思います。NRSやインターネットに関わる皆さんと過ごした時間は、とても楽しいものでした。
NRSはニュースになっている問題を取り上げ、脅すのではなく、役に立とうとする姿勢で、物事を明確に前へ進めようとしています。私たちはその考え方に賛同します。
関係するすべての立場の人が参加し、対話しながら質問できる、とても有益なセミナーでした。良いインターネットガバナンスとは何かを理解する機会になりました。NRSの今後の活動を応援します。
NRSはもっと注目されるべきです。ブルンジでのセミナーは大きな成功を収め、エンドユーザーにもインターネットサービス事業者にも関心を持てるテーマでした。課題は大きいですが、NRSの成功を願っています。
とても良いセミナーでした。インターネットの良いガバナンスという広く複雑なテーマに、経験のある人々が取り組んでいたことが印象に残っています。NRSがこの危険な環境を改善しながら前進することを願います。
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