NRS 公開声明 ·
業界の声を、一つの団体だけに委ねない。
南アフリカのネットワーク事業者には、誰に代表を任せるかを選ぶ権利があります。NRS は、規制政策、インターネット、番号資源のガバナンスにもう一つの声を届けるため、設立に向けた協議への参加を呼びかけています。
南アフリカのインターネット政策を、誰が語るのか
ISPA は規制をめぐる議論に関わる重要な団体です。しかし、政策、インターネットのガバナンス、レジストリ、事業者の権利についての ISPA の見解が、南アフリカの業界全体を代表するとは限りません。
なぜ、あなたのネットワークに関わるのか
政府、規制当局、メディア、社会が何を「業界の総意」と受け取るかは、誰の説明が届くかに左右されます。ISPA は政策提言、立法、消費者保護、相互接続、インターネットのガバナンス、AFRINIC など幅広い領域に関わっています。その役割が大きいからこそ、説明する立場が一つに集中することには構造的な危うさがあります。
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ISPA の発言には制度上の重みがある
原声明は、ISPA が南アフリカの公式なインターネット業界代表機関(IRB)を名乗り、240を超える活動会員を掲げていたと指摘しています。会員数は声明当時の記載です。その位置づけと規模は、発言に影響力を与えます。
02
会員の多さと、市場全体の同意は別
多数の会員がいることは、市場全体から委任を受けたことにはなりません。非会員、小規模事業者、インフラ提供者、企業ネットワーク、公共ネットワークも、同じ規制判断の影響を受けます。
03
AFRINIC に表れた具体的な問題
選挙をめぐる発信、投票記録への疑問、地域内への固定化、定款の見直し。AFRINIC の事例は、説明の仕方がガバナンスを動かす力になり得ることを示しています。
04
NRS の判断基準は、個別の争いを越える
Lu Heng は NRS についての論考で、退出する権利、移転のしやすさ、代替経路、制度の仕組みを重視しています。SA ACT NOW は、この基準を南アフリカのインターネットのガバナンスに当てはめる取り組みです。
事業者が選べる、もう一つの代表の窓口を。
一つの協会が市場全体の政策上の立場を決めてよいとは考えない事業者に、NRS は設立協議を呼びかけます。南アフリカの規制とインターネットのガバナンスについて、独立した代表の窓口をつくるためです。
既存のあらゆる団体を置き換えることが目的ではありません。政策、規制、インターネットと番号資源のガバナンス、国内レジストリ構想、事業者の権利について、別の選択肢を確保することが目的です。

標語より先に、機能する仕組みを。
政策を決める人々に届くのは、一つの見解だけなのか。それとも、確かめられる複数の立場なのか。写真:Lens of Heng Lu。
事業者が押さえておきたい経緯
AFRINIC は目の前の事例ですが、問題はそこにとどまりません。NRS は当時、ISPA の回答を、資源会員が法定の会員権から管理された参加の枠へ移されることを示すものと捉えました。同じ制度上の説明が、選挙、地域内への固定化、定款、今後のレジストリ構造を貫いているという指摘です。
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八つの席に、八人の候補者を推薦
ISPA は AFRINIC の資源会員に対し、実名を挙げた八人への投票を公に勧めました。NRS はこれを通常の論評ではなく、全国規模の業界団体が規制分野での信頼を使い、レジストリの選挙に働きかけたものと見ています。
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その八人が当選者として発表された
AFRINIC はその後、席番号1から8の当選者として同じ八人を発表し、ISPA も推薦した全員が当選したと述べました。NRS が問うのは個人の属性ではなく、組織的な推薦、選挙結果、選挙後の政策方向のつながりです。
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支持率の数字だけでは、疑問は解消しない
原声明によると、NRS は、登録や投票をしていない会員の名前が投票記録に載っていないか、本人による確認を求めました。争いのある選挙で約90%の支持を掲げても、監査、検証、適正な手続きの代わりにはならないという主張です。これは当時の問題提起であり、現在の調査状況を示すものではありません。
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まず、外へ出る選択肢が狭められる
NRS は、地域内に資源を固定する政策が、AFRINIC 管理下の資源の退出経路を減らすと警告してきました。退出、移転、譲渡ができなくなれば、権利の問題が決着する前に、事業者の交渉力が失われます。
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次に、定款で権利の位置づけが変わる
原声明では、ISPA の案は、登録会員を理事に限り、より弱い「コミュニティ決議」の仕組みを設ける法的な対応策だと説明されています。これに対する NRS の主張は明快です。モーリシャスの会社法が会員名簿への登録に権利を結びつけるのなら、資源会員を名簿に載せるべきです。事務上の都合を理由に、登録サービス契約(RSA)の顧客へと位置づけを下げるべきではありません。これは制度改革の主張であり、個別の権利を確定する判断ではありません。
説明が政策になり、政策が制度になり、その制度がルーティング、契約、評価額、レジストリへのアクセス、事業の存続を左右します。NRS が別のインターネット・番号資源代表機関を求めるのは、「代表すること」が「参加を制限すること」に変わる前に、南アフリカの ISP が選択肢を持つ必要があると考えるからです。
設立の土台となる原則
新たな機関は、事業者を実際に守る仕組みであるべきです。個人のための組織や、新たな参加の門番にしてはなりません。
政策の議論に複数の声を
一つの協会が、南アフリカの市場全体に代わってインターネット政策、規制、ガバナンスを解釈できるとみなすべきではありません。
事業者自身の同意を
影響を受けるネットワークは、政策上の立場に賛成、反対、条件付き賛成を表明できるべきです。掲げられた「総意」に自動的に組み込まれてはなりません。
ガバナンスを私的な参入障壁にしない
レジストリ、相互接続、DNS、サイバーセキュリティ、クラウド、データ、消費者保護の政策を、特定の主体が参加を制限する道具にしてはなりません。
事業を続けられる制度に
政策は、ルーティングの安定性、アドレス利用の正当性、相互接続、顧客契約、長期のインフラ投資を守るべきです。
幅広い参加を呼びかけます
関心の登録は入会の約束ではありません。南アフリカのインターネットのガバナンスと規制をめぐる議論に、別の組織的な声が必要だという意思表示です。
ネットワーク事業者
ISP、無線 ISP、光ファイバー事業者、トランジット提供者、バックボーンやアクセスネットワークなど、独立した政策上の代表を必要とする事業者。
インフラとプラットフォーム
規制やガバナンスの影響を受けるホスティング、クラウド、データセンター、IXP、DNS、ドメイン、セキュリティ、プラットフォームの事業者。
企業と公共のネットワーク
顧客、契約、公共的な役割、インフラ投資が中立的なインターネットのガバナンスに依存しているなら、この協議はあなたにも関わります。
協議への関心を伝える
フォームから SA-ACTNOW@nrs.help 宛てのメール草稿を作成できます。内容を確認・編集してから送信を決めてください。
SA ACT NOW
南アフリカの規制、インターネットのガバナンス、番号資源に関する、もう一つの代表の声をつくるための協議です。
入力した情報は、設立協議について連絡するために使われます。フォームで秘密扱いを希望することもできます。
組織の状況と課題を NRS に伝える
編集できるメール草稿を、この端末上で作成します。情報と選択内容が NRS の問い合わせサービスに届くのは、送信を選んだときだけです。関心の表明は、入会の約束、支持の表明、POA の付与にはなりません。
背景資料を確かめる
AFRINIC の紛争を、より広い制度上の問題の一例と捉える事業者のためのページです。規制とインターネットのガバナンスについての説明を、一つの主体が独占するべきではありません。
Lu Heng:なぜ NRS は存在するのか
分散化、退出権、移転、代替経路、制度の仕組み
ISPA の公式な位置づけと会員数
原声明は公式 IRB の立場と240超の活動会員を引用。リンク先は更新されている場合があります
ISPA の政策・規制への関与
IRB としての公的認定、意見書、政策活動
ISPA/iWeek 2026 の議題
インターネットのガバナンス、規制、ドメイン、DNS、サイバーセキュリティ、強靱性
ISPA による AFRINIC 理事候補の推薦
2025年9月10日付の発表
AFRINIC による理事選挙結果の発表
2025年9月15日
NRS の投票記録確認の呼びかけ
会員による照合と監査への疑問
NRS による地域内固定化への警告
ガバナンス上のリスクと退出権
AFRINIC の定款に関する意見募集
資源会員の権利とガバナンスの構造
冒頭のイメージと山岳写真は、Lu Heng が公開した写真作品から使用しています。ページの表現は NRS の視覚的な統一性を保っています。
